栃木県宇都宮市インターパーク4丁目にある複合商業施設である「カトレアガーデン宇都宮南」が2024年5月10日までにすべての店舗で営業を閉店し、11月中旬にかけて建物の解体工事を実施しています。
ベビー用品専門店の「ベビーザらス」や100円ショップ「ダイソー」、スーパーや飲食店、歯科医院、ゴルフショップなど多様な店舗が営業をしており、休日を中心に多くの家族連れで賑わっていました。
そんなカトレアガーデン跡地には何ができるのでしょうか?
スウェーデンで創業された世界最大の家具販売店である「IKEA」や、小売業界の新世代の旗手として「最も上場に近いスーパー」ともいわれているスーパーの「ロピア」出店など、多くの噂も飛び交っていますが、周辺の店舗の営業状況や開発状況なども踏まえて考察しました。
※本記事では、随時最新の情報を更新していきます。
現在のカトレアガーデンの状況
2024年9月16日(月)の状況
重機で建物の解体作業を行っていました。
ほぼすべての建物はすでに解体され、更地になっています。
とても大きな敷地になっていますので、どんな建物(お店)ができるにせよ、インターパークがさらに盛り上がることは間違いありません。
2024年9月30日(月)の状況
約2週間前とほぼ状況は変わっていません。
しかし、前回と比べ建物の解体がさらに進み、どんどん新しい建物作りが進んでいるなという印象です。
跡地に何ができるか・どのような建物ができるかといったお知らせなどは掲載されておりませんでしたので、何ができるのか判明するのはまだまだ先になりそうです。
2024年10月18日(金)の状況
今日も変わらず解体作業が続いています…と思っていたところ!
なんと、新しく作られる建物の案内(看板)が掲示されていました。
そこにはアクロスプラザ(仮称)の文字が…! ※画像はアクロスプラザ宝木です。 本日10月18日(金)、インターパーク周辺を通っているとインターパークのカトレアガーデン跡地に何やら看板が…。 看板には、「(仮称)アクロスプラザ宇都宮インターパーク ... 続きを見る
詳細は以下の記事からご確認ください。
【速報】カトレアガーデン跡地はアクロスプラザになる!
カトレアガーデン跡地にできるのはIKEA?ロピア?
そんなカトレアガーデンですが、新しくできるお店についてはすでにいくつかの噂があります。
これらの噂について、現時点での周囲の状況なども踏まえながら、当サイトで独自に考察をしてみました。
カトレアガーデン跡地にIKEAができる噂
※写真はIKEA立川店
カトレアガーデンの解体が始まったころから、まことしやかに囁かれているのがこのIKEA出店の噂です。
実際に宇都宮市に住んでいる方に話を聞いてみても、IKEAができると耳にしたと答える方が複数いらっしゃいました。
しかし、このIKEA建設の噂については、個人的には有り得ないのではないかと考えています。
というのも、そこには2つの理由があります。
一つ目は、すでにインターパークには、ACTUS(アクタス)、東京インテリア、三島家具宇都宮店、カリモク家具といったさまざまな家具店が出店し、しのぎを削っているためです。
そこにIKEAが出店しても、大きなうまみがあるとは思えません。
また、宇都宮を含む栃木県にはIKEAの店舗はありませんが、宇都宮市(清原工業団地)にIKEAの商品受け取りセンターが2022年12月に開設されています。
IKEAの商品がどうしても欲しいという方は、こちらの受け取りセンターを利用することでIKEAの商品が購入できますので、IKEAとしてはわざわざリスクや巨額の費用を投じてまで実店舗を出店する意義がないのです。
実際、このような商品受け取りセンターは栃木県の近隣では、茨城県ひたちなか市、茨城県つくば市、福島県福島市、福島県郡山市、福島県いわき市、新潟県新潟市、新潟県長岡市、新潟県上越市、長野県松本市、山梨県甲府市などに開設されていますが、このすべての県において、現時点でIKEAの実店舗は出店されていません。
二つ目は、2025年3月(予定)、インターパークにニトリがオープンするためです。
一つ目の理由として、インターパークには家具店が多すぎるということを述べましたが、なんと2025年3月(予定)にはインターパーク(ヴォーノ・イタリア跡地周辺)にニトリがオープンすることが決定しています。
これは大規模小売店舗立地法(大店立地法)に基づく届け出から、すでに決定している情報です。
カトレアガーデン跡地は2024年11月に解体がすべて終了することから、新たな店舗ができるのは早くても2025年以降と予想されますが、ニトリと同じタイミングで、インターパーク内にIKEAができるということは想像が難しいです。
以上2つの理由から、インターパークにIKEAは出店しないのではないかと予想します。
カトレアガーデン跡地にロピアができる噂
※写真はロピア トナリエクレオ店(茨城県)
次に囁かれる噂がスーパーチェーンのロピア出店の噂です。
ロピアは食生活♥♥ロピアをモットーとしてロープライスのユートピアを作ることを目標に生まれた会社で、いま最も「上場に近いスーパー」といわれています。
実はこのロピア、関東を中心に東京10店舗、神奈川28店舗、埼玉8店舗、千葉11店舗、茨城1店舗を展開していますが、未だ栃木県には出店がありません。
そしてインターパークでスーパーというと、FKDショッピングモール宇都宮インターパーク店、ジャパンミート生鮮館(ジョイフル本田宇都宮店)くらいの状況です。
※もともとカトレアガーデン内には業務スーパーがありましたが、今回の解体により閉店しています。
現在では、週末を中心に、FKD、ジョイフル本田とも激しい混雑を見せていることから、このロピア出店の噂は現実的にも有り得るのではないかと考えています。
ロピアは今秋、全国的に幅広く出店ラッシュをかけており、この流れの中、需要の高いインターパークへの出店も十分に考えられます。
ロピアが今秋も出店ラッシュ、静岡県に進出へ|激流ONLINE
カトレアガーデン跡地にニトリができる噂
※写真はニトリ宇都宮鶴田店
ニトリができるという噂もあります。
しかし、これについては先述の通り、ヴォーノ・イタリア跡地周辺への出店が決まっています。
そのため、そちらとの勘違いが元になった情報であると考えられます。
その他
カトレアガーデンの敷地面積は約54,000㎡もあることから、これら以外にもさまざまな業種で出店のチャンスがあると言えます。
あの全国的に有名な東京ドームでさえ、建築面積は約47,000㎡であることから、その広さが感じ取れますね。
【10月18日追記】カトレアガーデンは、アクロスプラザ(仮称)に!
カトレアガーデンの解体工事現場に、(仮称)アクロスプラザ宇都宮インターパークができるという看板が掲示されました。
看板の掲示位置は、旧カトレアガーデン北側(インターパーク中央公園側)です。
詳細は以下の記事からご確認ください。 ※画像はアクロスプラザ宝木です。 本日10月18日(金)、インターパーク周辺を通っているとインターパークのカトレアガーデン跡地に何やら看板が…。 看板には、「(仮称)アクロスプラザ宇都宮インターパーク ... 続きを見る
【速報】カトレアガーデン跡地はアクロスプラザになる!
まとめ|カトレアガーデン跡地の今後に期待
インターパークのカトレアガーデン跡地に何ができるのかという具体的な情報は、現時点でまだ明らかになっていません。
噂に過度な期待はせず、インターパークのさらなる発展を信じて、慎重に見守りましょう。
どのような施設・お店ができるにせよ、新しくなったカトレアガーデン跡地を中心にさらにインターパークが盛り上がると良いですね。