宇都宮パルコの跡地

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宇都宮パルコの跡地の今後…ゼビオが取得し、本社オフィスに?

2024年11月、宇都宮パルコ跡地をめぐる気になるニュースが飛び込みました!

スポーツ用品販売大手のゼビオ(福島県郡山市)が、本社機能を移し、物販店も置く方針で「宇都宮パルコ」跡地の取得を目指しているとのことです。
すでに地権者らとの交渉が進んでいるようで、順調に進めば5年間にわたって空きビルだったパルコ跡地の再利用策が固まり、宇都宮の中心街の再興につながりそうです。
出典:読売新聞オンライン

宇都宮パルコ跡地の現在の状況

宇都宮パルコの現在の状況
宇都宮パルコの現在の状況
宇都宮パルコは、今から約25年前、1997年に開店しました。
2004年には年間で約100億円前後の売り上げがあり、宇都宮を代表するスポットのひとつとなっていましたが、その後売り上げは低迷、2019年に閉店を余儀なくされました。

地上10階、地下1階建ての非常に大きな建物であるものの、現在は後継テナントが決まらず空きビルの状態となっています。

なぜ福島県郡山市のゼビオが宇都宮のパルコに?

ゼビオは2011年の東日本大震災で本社が被災した際、宇都宮市に、営業拠点を一時的に移した過去があります。

また、2014年には、JR宇都宮駅西側の日清製粉工場跡地も取得していること、宇都宮市内のさまざまなスポーツイベントに参画していることなど、さまざまな分野で宇都宮市と良好な協力関係を構築しています。

一方、宇都宮市としても、宇都宮駅西側の活性化に向け、宇都宮パルコ跡が面している大通りに2030年を目標にLRTを延伸させ、沿線の開発も並行して行う方針を示しています。

今月の宇都宮市長選で6選を果たした佐藤栄一市長も、選挙戦の公約のひとつとして「パルコ跡の活用」を掲げていて、記者会見では「年度中ぐらいには何とかまとまるように、行政もフル回転で支援するという約束をして、いろんなサポートをしている」ことを明かしています。

したがって、これまでの経緯を踏まえてもお互いに相思相愛の関係であり、ゼビオにとっても宇都宮パルコ跡地の取得にはメリットが大きいと判断したのではないかと思われます。

宇都宮パルコ跡地は今後どうなる?

今後、交渉が順調に進みゼビオが宇都宮パルコ跡地を取得した場合、宇都宮パルコ跡地はどのように活用されるのでしょうか。

例えば、JR宇都宮駅東口の「Utsunomiya Terrace(ウツノミヤテラス)」は、1階から5階に商業施設、6階にオフィス(ボッシュ宇都宮事業所)、5階から14階にカンデオホテルズ宇都宮が入る複合施設となっています。

仮にゼビオが宇都宮パルコ跡地を取得した際には、このUtsunomiya Terrace(ウツノミヤテラス)と同様にゼビオの本社機能のほか、さまざまな商業施設が入ることも期待されます。

MEGAドン・キホーテ宇都宮店の外観

宇都宮パルコ跡地の目の前には、MEGAドン・キホーテ宇都宮店もあることから、相乗効果でより多くの人に愛されるような再開発を期待したいですね。

まとめ

宇都宮パルコ跡地は、ゼビオが取得に向けて動き出しました。

早ければ今年度内にも状況が決定するとのことで、今後はその活用方針や、LRT西側延伸に伴う再開発がどのように進むのか期待が高まります。

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