こんにちは!
明けましておめでとうございます。栃木ふるさとガイドの編集長、渡辺です。
今回は、栃木県足利市で初開催された「JAPAN RUGBY LEAGUE ONE(ジャパン ラグビー リーグワン)」、ディビジョン3開幕
「ジャパン ラグビー リーグワンって何?」とラグビーについてご存知ない方も、ご安心ください。
筆者もラグビーワールドカップ(W杯)2019において日本・アジアラグビー史上初の8強進出を遂げ話題を集めた際に、初めてラグビーについて興味を抱いた一人です。
読者の皆さんと一緒に学びながら、ラグビーの魅力に触れていきたいと思います。
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本記事は、足利市「足利ガスグラウンド」で開催されたリーグワン、ディビジョン3開幕戦を戦い、2024-25シーズンに新たにリーグ参入された「狭山セコムラガッツ」様から、画像および情報提供いただきました。
狭山セコムラガッツ様のホームグラウンドの一つとして足利ガスグラウンドが使用されることに決まり、今回の栃木県内初開催が実現しました。
栃木県内のスポーツイベントを盛り上げるべく、貴重な情報提供ありがとうございます。
そもそもJAPAN RUGBY LEAGUE ONE(ジャパン ラグビー リーグワン)って何?
画像提供:狭山セコムラガッツ様
JAPAN RUGBY LEAGUE ONE(ジャパン ラグビー リーグワン、以降リーグワン)とは、2003年から開催されていた「トップリーグ」に代わり、2022年1月に開幕した国内最高峰のラグビートップリーグのことです。
2024-25シーズンの正式名称は、NTTがタイトルパートナーであることから「NTTジャパンラグビー リーグワン2024-25」と呼ばれています。
地域密着を理念としており、参加チームはすべてホストエリアを名称に掲げているのが特徴です。
日本のトップ選手のみならず、海外有名選出も参戦し、リーグ全体を盛り上げています。
2024-25シーズンでは、当メディアに情報提供いただいた「狭山セコムラガッツ」様をはじめ「ヤクルトレビンズ戸田」「ルリーロ福岡」の3チームが新規参入し、計26チームが3つのディビジョンに分かれてリーグを戦っています。
なお栃木県をホストに置くチームはありませんが、ディビジョン1の「三重ホンダヒート」が、活動拠点を三重県鈴鹿市から栃木県宇都宮市に移転することを決定し、栃木県グリーンスタジアムをメインフィールドに予定しているそうです。
なお拠点の移転時期は2026-27シーズンとのこと。
また冒頭でお伝えした通り、「狭山セコムラガッツ」様も、足利ガスグラウンドをホームグラウンドの一つとして使用することが決定しています。
2024-25シーズンのディビジョン別のチーム数とチーム一覧
ディビジョン1:12チーム | |
浦安D-Rocks | コベルコ神戸スティーラーズ |
静岡ブルーレヴズ | 東芝ブレイブルーパス東京 |
三菱重工相模原ダイナボアーズ | 横浜キヤノンイーグルス |
クボタスピアーズ船橋・東京ベイ | 埼玉パナソニックワイルドナイツ |
東京サントリーサンゴリアス | トヨタヴェルブリッツ |
三重ホンダヒート | リコーブラックラムズ東京 |
ディビジョン2:8チーム | |
NECグリーンロケッツ東葛 | 九州電力キューデンヴォルテクス |
清水建設江東ブルーシャークス | 豊田自動織機シャトルズ愛知 |
日本製鉄釜石シーウェイブス | 花園近鉄ライナーズ |
日野レッドドルフィンズ | レッドハリケーンズ大阪 |
ディビジョン3:6チーム | |
クリタウォーターガッシュ昭島 | 狭山セコムラガッツ |
中国電力レッドレグリオンズ | マツダスカイアクティブズ広島 |
ヤクルトレビンズ戸田 | ルリーロ福岡 |
※各チームの情報は2025年1月4日現在のリーグワン公式サイトに準拠しております。
各ディビジョンの入替戦について
リーグワンでは、レギュラーシーズン終了後に各ディビジョンの上位2チームと下位2チームの入替戦が開催されます。
詳細は以下の通りです。
【ディビジョン1・2の入替戦】
- ディビジョン1の11位とディビジョン2の2位
- ディビジョン1の12位とディビジョン2の1位
【ディビジョン2・3の入替戦】
- ディビジョン2の7位とディビジョン3の2位
- ディビジョン2の8位とディビジョン3の1位
なお入替戦の試合数は8試合となり、各対戦はホームとビジターで2試合開催されます。昇降格決定方法は以下の通りです。
- 2試合の合計勝ち点
- 2試合での勝利数
- 2試合での得失点差
- 2試合でのトライ数
- 2試合でのトライ後のゴール数
【勝ち点の仕組み】
- 勝ち:4点
- 引き分け:2点
- 負け:0点
- 7点差以内の負け:1点
- 3トライ差以上での勝ち:1点
栃木県足利市で初開催!ディビジョン3開幕戦 狭山セコムラガッツ VS クリタウォーターガッシュ昭島
画像提供:狭山セコムラガッツ様
NTTジャパンラグビー リーグワン2024-25、ディビジョン3の開幕戦が2024年12月22日(日)に、栃木県足利市にある「足利ガスグラウンド」で開催されました。
栃木県初のラクビー国内トップリーグの開幕戦とあって、クリスマス前のサンタクロースにちなんだ始球式セレモニーも開催され、寒さも吹き飛ぶ盛り上がりを見せました!
画像提供:狭山セコムラガッツ様
画像提供:狭山セコムラガッツ様
投下されたラグビーボールを手に勇ましいお姿が魅力のチームマスコット「ラガッツくん」。この勇ましいお姿にファンでなくても釘付け!
画像提供:狭山セコムラガッツ様
また開幕戦では、女子セブンズ日本代表として活躍し、引退後にレフリーに転身した桑井亜乃さんがリーグワン初の女性レフリーとして主審デビューしたことでも、話題を集めました!
寒空の下開幕戦を迎えた今季加入の両チームでしたが、狭山セコムラガッツのフランカー・キャプテンの「飯田光紀」選手が、リーグワン初トライを決め、口火が切られました。
そのほか、「ダニエル・ウェイト」選手がコンバージョンゴールを3本、ペナルティゴールを1本決め、さらには「チェイス・ティアティア」選手が1トライと続き、爆発力を見せつける形に。
ルーキー、「奥田勇志」選手も1トライを決めて、最終的には24-15で、狭山セコムラガッツが貴重な1勝を掴みとりました。
NTTリーグワン ディビジョン3 第一節の詳細は、リーグワン公式サイトよりご確認ください。
地元の子どもたちとのイベントやファンとの交流も
画像提供:狭山セコムラガッツ様
ディビジョン3の開幕戦では、白熱した試合展開のみならず、狭山セコムラガッツに所属する選手とファンとの交流、そして地元の子どもたちとのイベントや触れ合いも魅力の一つ。
地域密着を理念に掲げる、国内最高峰のリーグだけに、間近で憧れの選手と触れ合えることは、ファンにとって最高の喜びです。
画像提供:狭山セコムラガッツ様
また子どもたちとのイベントを通して、地域におけるスポーツ振興の一翼も担っています。
地元栃木をラグビーで盛り上げる、狭山セコムラガッツの戦いは始まったばかり!
ラグビーに興味がなかった県民も、今後、狭山セコムラガッツに注目するところからスタートしてみてはいかがでしょうか?
狭山セコムラガッツの栃木県内試合日程
狭山セコムラガッツ 栃木県内試合日程
- 1月11日(土)VS ルリーロ福岡(栃木県グリーンスタジアム)
- 2月15日(土)VS クリタウォーターガッシュ昭島(足利ガスグラウンド)
- 3月8日(土)VS 中国電力レッドレグリオンズ(足利ガスグラウンド)
- 3月22日(土)VS ヤクルトレビンズ戸田(足利ガスグラウンド)
- 以降、調整中
詳しくは、狭山セコムラガッツの公式サイトをご確認ください。